肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)
  
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症状と経過

 40歳台,50歳台ときには60歳台の人に起こる.とく
に誘因と思われるものなく,何時とはなしに発症する.
まず肩が痛くなり,続いて動きが悪くなり,結帯や結髪
が困難となる(図7-1,2).

 6カ月〜2年の間に自然に治る(図7-3).
7-3













病態


 真の原因は不明.なぜ50歳台中心に好発するかわかって
いない.肩関節は動く範囲を拡げるために,受け皿の骨の面
積が小さくできている.骨だけでは不安定であるので,関節
包(関節の袋)や腱板で補強されている.関節包に機械的炎症
が起こり,癒着や縮小を起こすと考えられている(図7-4).

7-4














治療


 痛みが激しいときは,痛みを感じる動作を避ける.温浴,カイロなどで患部を暖める.痛みが
軽快し始めると同時に肩を動かす訓練を行う.

》アイロン体操

 アイロンのようなおもりをぶら下げて腕を前後左右に振る(図7-5).健側の手で上半身を支えてお
くことが重要.健側の手で患側肩を挙上する体操,棒球体操,スケールよじ登り体操などもある


   

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