ショイエルマン病、腰椎股関節伸展拘縮
 

青年性亀背、ショイエルマン病

 10歳台前半に発症する円背で,「青年性亀背」ともいわれる.姿勢がよくないと親が気付いて
受診することが多い.腰痛や背部痛を訴えることもあるが,痛みは一時的である.脊柱の可動域
が制限される.円背の程度は徐々に進行するが,成長終了時には停止する(図3-13a).
 X 線像で数個の椎体前方の高さが低くなり,椎体上下の終板輪郭の不規則像を呈し,椎間板
が狭小化する(図3-13b).椎体は上下の軟骨終板によって発育するが,この成長軟骨板の障害す
なわち骨端症の一種と考えられている(図3-14).
 特に治療の必要はなく,病態を理解させ,自然経過をみる.


 3-13 3-14 

 
3-15



腰椎股関節伸展拘縮


10歳台の腰椎椎間板ヘルニアでは痛みをあ
まり訴えないが,疼痛を回避するために筋緊張
が高まり,異常な体位や肢位を呈する.疼痛回
避性側弯はその代表的なものであるが,さらに
股関節筋にも緊張が及ぶ.下肢伸展挙上制限が
著明で,両下肢を一緒に持ち上げると,腰椎と
下肢が一本の棒のようになってしまう.

  

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