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 ■ 腰痛、下肢のしびれ・痛み、坐骨神経痛
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 疾患・症候群の名前

 判断のヒントです。この文章を参考に、
できるだけ発生条件や
症状に近いものを選んでください。

いわゆる腰痛症

好発年齢 10代後半〜50代
調べても原因がわからない腰痛の一群。慢性の筋疲労、姿勢異常が原因と思われます。急性の椎間関節捻挫も病変を確認できないのでここに分類されます。内臓疾患などには注意が必要です。
 腰椎椎間板ヘルニア 好発年齢 10代〜60代
ぎっくり腰の主要原因です。最初は腰痛、まもなく片方の足にひびく痛みが現れます。ときどき歩行困難、足の感覚や運動の異常が見られ、治ったと思ったらまた再発したりします。

 変形性脊椎症

好発年齢 50代〜
加齢による脊椎の変化で、椎間板の変形や椎間関節の狭小化、骨棘などが見られますが、必ずしも病気とはいえません。軽作業で腰痛が起こります。
  腰部脊柱管狭窄症
   ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう
好発年齢 50代〜
高齢者の腰痛や坐骨神経痛の原因として一番多いものです。立っていたり歩いていると腰痛や両足の痺れが起こり、腰掛けたり前かがみで休憩すると症状が軽快します。歩くとまた痛くなってきます。

 骨粗鬆症こつそしょうしょう

好発年齢 50代〜
女性に多い。ちょっとしたことで脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折を起こします。円背となり、背部や腰部痛が残ります。

 脊椎分離症、
分離性脊椎すべり症、変性脊椎すべり症

好発年齢 10代〜20代 50代〜
激しいスポーツを続ける少年・青年の腰痛の原因になることがあります。50代以降では、すべり症が腰部脊柱管狭窄症の原因になります。

 転移性脊椎腫瘍、
馬尾腫瘍

好発年齢 50代後半〜 (馬尾腫瘍20代〜60代)
寝ても起きていても続く腰痛があり、日に日に痛みが強くなる場合はこの疾患を疑います。馬

 
強直性脊椎骨増殖症

好発年齢 50代後半〜
加齢による変化の一つの形です。レントゲン検査で特徴的な前縦靱帯骨化像がみられます。後縦靱帯の骨化に伴い、神経痛などの症状が見られることがあります。

 
強直性脊椎炎

好発年齢 10代〜70代
初期には腰痛、仙骨部痛や仙腸関節の強直が起こります。HLA-B27陽性。HLAは、様々な病気との関連性を示す遺伝標識として使用されることが多いです。遺伝的な要素が大きく関与する疾患です。


化膿性脊椎炎

好発年齢 50代〜
発熱があり、背中や腰の痛みがある場合は、まずこの疾患を疑います。背中への鍼(はり)治療や注射で発症することもあります。

 結核性脊椎炎、
腸腰筋膿瘍

好発年齢 10代〜80代
腰痛だけではなく、脊柱が一本の棒のように動かなくなる症状があれば、この疾患を疑います。ツベルクリン反応を調べたり、結核の既往の問診が必要です。

 終糸緊張症候群、
脊髄係留症候群

好発年齢 0才〜10代前半
子供の成長痛と良く似ているため見落とされやすい疾患です。子供がじっとしていない、オネショが治らないなどの症状があれば、この疾患を疑います。レントゲン検査で潜在性二分脊椎を認めることが多いです。


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