変形性足関節症足関節不安定症習慣性足関節亜脱臼

 
変形性足関節症

  足関節の脱臼骨折後に関節面の不適合性が残った例や,習慣性足関節亜脱臼例が高齢になって
 発症することが多い(図14-6)。距骨壊死に続発する例,とくに誘因なしに両側に発症する例もある.
 足関節の痛み,腫れを訴え,内反変形のために歩行が不安定になる,可動域が制限され,正座が
 不能になる.  

  X 線像では関節裂隙の狭小化,骨囊胞形成,骨棘形成がみられる.

≫治療
  サポーターや装具で保存的に治療する.進行例には足関節固定術が行われる
 14-6


足関節不安定症、習慣性足関節亜脱臼


  でこぼこ道を歩いたりしたときに容易に足関節捻挫を繰り返す.初回の足関節捻挫や靱帯損傷
 後に靱帯の緩んだ状態が残った場合に多い.全身性の関節弛緩傾向も関与している.内反ストレ
 ス,前方押し出しストレスを加えたX 線撮影で距骨の傾きと前方移動度によって確認する(図14-7)。

≫治療
 サポーターや装具で保存的に治療する.不安定性の著しい例には靱帯再建術を行う.

 14-7

   

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