ほんとに「ギクッ」と音がする?

ギックリ腰は、西洋では「魔女の一撃」と呼ばれています。
突然、腰に殴られたような衝撃を感じ、
急激に腰に痛みを感じる腰痛を、「ギックリ腰」と みなさんは呼んでいますね。


では 本当に「ギクッ」という音がするのでしょうか。
聞いた事がある人もいると思います。本当に音がするのです。
中には、そばにいた人にも聞こえるくらい大きな音がする事もあります。
割合で言うと、音がしないで痛くなる人のほうが多いんですけどね。


「音がした!」という患者の中には、関節が鳴る様な音(グキッ)がしたとか、
ヒモが切れるような音(ブチッ)がしたとか、様々な音があるようです。
「ギクッ」とは言わないまでも、それに近い音がして 腰がギックリするんです。
「ギックリ腰」とはウマい名前ですね。(笑)
なぜ、音に違いがあるかというと、個人の腰痛の原因の違いと深ーい関係があるんです。

腰椎(腰の骨)の周辺の疾患を総称して「ギックリ腰」と呼んでいますが、
これは原因により、大きく4つに分ける事ができます。    (この場合、発生機転と原因は別と考えます。)

 @腰椎(腰を構成する骨)が、ほんの少し移動して その骨の突起が周りにある滑膜という膜を挟んでしまったり、
  2つの腰椎の間の突起で構成された関節がずれた場合。
  
 A腰椎の突起と突起の間にある靭帯が、部分的に切れるか、完全に断裂した場合。
  
 B腰椎と腰椎の間にある「椎間板」という軟骨が潰れたり、潰れた際に軟骨の中心(髄核という)が飛び出して、
  神経を圧迫した場合。 (これを「椎間板ヘルニア」といいます)
  
 C腰椎の左右にある筋肉や、その筋肉の周りの筋膜が傷ついたり、切れた場合。
  
  
関節、筋肉、靭帯など、痛めた場所によって発生した時の音が変わってくるんですね。
これは、その場所の硬さや弾力がそれぞれ違うためと思われます。

「ギックリ腰」といっても、病院直行の重傷のものから、
ちょっと休んだだけで治ってしまうものまで、色々あるんです。



次の頁は、もしも「ギックリ腰になった!」と思ったとき、どうすればいいか。
自分でできる簡単な診断と、緊急の場合の対処の方法について です。 役に立ちます。


=>ギックリ腰を治そう!

 
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